「単語を制する者は英語を制す」という格言があるように、英語の成績を押し上げるうえで英単語の勉強は欠かせません。
しかし、英語の成績がなかなか上がらない受験生の中には
- 結果に結びつく正しい英単語の勉強法が分からない
- あと、単語の勉強にオススメの単語帳とかあれば教えて欲しい
といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて記事を書きました。
この記事を読むことで…
- 結果に結びつく本当に正しい英単語の勉強法、
- 今からでもすぐに実践できる勉強法が分かります
それでは行ってみましょう~
この記事の信頼性(ぼくの英語の成績)
- 高3の夏の東大模試で英語70点/120をマーク
- センター試験の英語(筆記)で198点をマーク(2点は発音)
- ちなみにセンター試験は模試・本番問わず55分前後というスピード感で解き切っていました
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使用する参考書はシステム英単語1冊のみ
英単語の勉強に使用する英単語帳は『システム英単語』、これ1冊で十分です。
理由としては4つほどあって、具体的には以下の通り。
- 研究に研究を重ねたワード選定
- レベル別の章立て構成
- 実践的なミニマルフレーズ
- 収録してある熟語・連語が豊富
1つずつ順番に見ていきますね
英単語の勉強に『システム英単語』がオススメな理由
①研究に研究を重ねた収録ワード選定
システム英単語に収録されている英単語は、なんと約8000もの入試問題を研究しつくし厳選収録されたものばかり。
そしてデータベースが膨大なだけに、その内容も実に的確です。
僕は受験期を通して数百本もの長文問題を解きましたが、シス単を勉強していたことで不自由さを感じたことはほとんどありませんでした。
もちろん細かいところに関して収録されていない語も無いわけではありませんでした。
が、少なくとも「意味を取り答えを出す」という目的達成のためにシステム英単語は十分すぎるほどだったと記憶してます。
②レベル別の章立て構成
システム英単語ではレベルに応じた章立てで構成されています。具体的には
- 1章→高校レベル
- 2章→センター試験レベル
- 3章→一般私立レベル
- 4章→難関国立・私立レベル
- 5章→連語・多義語
といった感じ。
自分が目指すレベルに合わせて章を進めていくだけでOKなので、無駄な勉強をしないで済みます。
ただでさえ時間がない受験生に寄り添った作り方がなされているのです。
③ミニマルフレーズが実践的
システム英単語の中身は一風変わっています。たとえば「run」という単語を覚える場合、
- 一般的な単語帳→run…走る、実行する
- システム英単語→be run over by a car…車に惹かれる
といった具合。
単語の意味を一対一で覚えさせるのではなく、短い文章(=ミニマルフレーズ)に埋め込んで覚えさせる。そのため単語の意味の覚えやすさが桁違いなのです。
またそのミニマルフレーズもあまたの入試問題から最も出題頻度の高かったものを厳選しているため信頼性もかなり高いです。
④連語・多義語を豊富に収録
システム英単語の第5章では、この本の真骨頂ともいえる「連語・多義語」が多く収録されており、
それこそ
- account to, account for~
- book, book for~
- carry, carry on~
- make
- run, run over~
- chance, by chance
など、受験では決して外すことのできない多義語がまんべんなく収録されています。
多義語を勉強したいならとりあえずシステム英単語を買っておけば間違いないと思います。
その他の単語帳を買うのは、お金をドブに捨てるようなものですよ。
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システム英単語を使った効率的な英単語の勉強法
それでは実際にシステム英単語を使った英単語の勉強法を見ていきましょう。
と行きたいところですが、その前に、、、心構えについて書いておきます。
前提として:英単語学習の際の留意点2つ
①まずは「英語を見て意味を思い出せる」レベルを目標に
英単語の勉強をするのであれば「英語を見て意味を思い出せる」レベルを目指せば十分です。「日本語を見てスペルを思い出せる」レベルまで頑張る必要はありません。
理由としては、長文読解が得意な人の頭の中で行われているのは「英語→日本語の変換作業」だから。
裏を返せば、長文読解の際に「日本語を見てスペルを思い出す」作業など、1ミリも行われていないからです。
日本語を見てスペルを思い出せる力はその後身につけていけば大丈夫ですよ。
②単語は1単語1秒で反応できるように
英単語を覚えたと言っても思い出すのに10秒とかかかっていては無意味です。
理由はシンプルで、思い出すのに時間がかかっているようでは読解問題に立ち向かえないから。
日本語でもそうです。
この文章を見たときに「誘う」「釣り」を思い出すのに時間がかかっているようでは、もはや蚊帳の外ですよ。
それに「誘う」「釣り」の意味を思い出す方に集中力が持っていかれて、気が付いたら「せっかくの日曜日」という大事な一文を忘れてしまうことだってあるでしょう。
単語を思い出すのに時間がかかってしまうと…
- そもそも文章読解に時間がかかってしまう
- 文意を取り損ね、読み返しが多発する
といった弊害を引き起こします。
ですから、10秒かかって単語を思い出せるようでは「覚えた」に入らないのです。
目標は「1単語1秒」
膝蓋腱反射くらいのスピードで反応できるくらいまで突き詰めていきましょう。
システム英単語の勉強法①見開き1ページを1単位として覚える
システム英単語を進めていく際は、見開き1ページを1単位として覚えていくことをオススメします。
理由としては、その方が学習の管理がしやすいからですね。
後述しますが、システム英単語に限らず単語の勉強をする際は「反復横跳びテクニック」が効果的です。
反復横跳びテクニックを進めやすくするためにも1ページを1単位として進めていくことをオススメします。
反復横跳びテクニック
反復横跳びテクニックとは、単語の勉強でありがちな「最初の方にやったところを忘れてしまう」現象を防止するのに効果的な策です。
具体的なやり方はいたってシンプルで、
こうすることで最初にやったところもある程度時間をおいてもう一度取り組めるため、記憶の定着度合いが全くといっていいほど違ってきます。
反復横跳びテクニック、おすすめなのでぜひ活用してみてください。
システム英単語の勉強法②1章分が終わるごとに復習→次に進む
システム英単語では章が変わるごとに英単語のレベルがだいぶ変わってきます。
そのため章が終わるごとにその章の復習をきちっと行ってから次の章に進むようにしましょう。
例えば1章の勉強が一通り完了したら、自分で単語テストを作ってみるなどしてもう一度復習するのです。
できた思っていたことができないなかったわけだし、なによりその量も馬鹿にならないからですね。
くれぐれも気を付けてください。
システム英単語の勉強法③1~5章の勉強が完了→ガンガン回していく
上記の方法を半年くらい続けたら5章まで終わります。
そうしたら、後は知識が抜けていかないようメンテナンスの意味も込めて1章から再びガンガン回していきましょう。
ここも章立て構成になっているシステム英単語の強みの一つですよね。
ちなみにシステム英単語を完ぺきにこなしていると、単語をぱっと見ただけで「あ、だいたいどのレベルだな」というのは分かるようになっています。
わざわざ索引からインデックスしなくても分かるようになってるということです。
まとめ:最強の単語帳「シス単」を極めれば受験はイージーモードです
僕は高1の頃にシステム英単語に出会い、システム英単語一本で受験を乗り切りました。
と思われるかもしれませんが、僕にそんな時期は一度としてありませんでした。
なぜならシステム英単語があまりに有能すぎたから。(シス単を凌駕する単語帳などいったい誰が作れるんだろうと、本当に本気で考えていたくらいです。)
それに加え、システム英単語を勉強していたことである程度いい結果ももたらしましたからね。
- センター試験の英語(筆記)198点
- 東大模試の英語70点/120
受験を無事に乗り切りたいと考えている人はぜひシステム英単語を手に取ってください。
必ず明るい未来が待ってますよ!
センター198点を取った僕が断言します。

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